ASI入力RS-232C出力+RS-422出力 TS-ANCデコーダ
DBS1010
価格:オープン
TS(Transport Stream)に含まれる特定のアンシラリデータを抜き出しシリアルデータで出力
DBS1010ではエンコーダ装置により圧縮符号化・多重化されたトランスポートストリーム(TS)を受信し、特定のアンシラリ(ANC)データを抜き出し、シリアルデータで出力することができます。製品特長
● カラータッチパネルによる操作に対応
筐体前面のカラータッチパネルから簡易の設定変更・ステータス確認を行うことが出来ます。簡易設定では制御のためのネットワークを行うことができます。簡易ステータスではTS入力のVALID検出表示や、エラー時に該当するエラー番号を表示します。
● RS-232C(DCE)、RS-422(DCE)、DVB-ASI(アクティブスルー)の3出力に対応
TSに含まれる特定のアンシラリ(ANC)データを抜き出してRS-232CとRS-422から同時出力します。 ※アンシラリ(ANC)データパケットは、ヘッダ部・データ部・ターミネータ部で構成されたもので、ヘッダ部は「0x10+パケットID」ターミネータ部は「0x10 0x03」のとなり、この構成以外では、ANCデータの抜き出し・出力を行いませんのでご注意ください。 DBS1010側のRS-232C、RS-422の出力はどちらもDCEです。また、入力のDVB-ASIをアクティブスルーでDVB-ASI出力する端子も実装されていますので、信号ソースとなるDVB-ASIをそのまま後段の装置へ接続することも可能です。
● ユニットサイズの小型化・低価格化を実現
DBS1010は1Uハーフ筐体です。筐体サイズは220(W)×44(H)×255(D) mm(突起含まず)です。DBS1010を含むDBS1000シリーズでは、弊社従来製品の1Uハーフ筐体設計を見直し、筐体サイズの小型化(※1)と低コスト化を実現いたしました。
※1 弊社従来製品(DBS6000シリーズ)の1Uハーフサイズは、220(W)×44(H)×370(D) mm(突起含まず)です。
● 19インチラックにマウント可能(※有料オプション)
DBS1010は有料オプションの金具を取り付けることでEIA規格の19インチラックにマウントすることができます。ラックマウント金具は以下の2種類に対応しています。用途に応じてお申し付けください。
・1UラックにDBS1010を1台取り付ける金具(1Uハーフ・ラックマウント金具「DBS-1UH-KANAGU-001」)
・1UラックにDBS1010を2台取り付ける金具(1Uハーフ・連結用金具「DBS-RENKETSU-001」)
製品説明
TSに含まれるアンシラリデータをシリアルデータで取得したいといった特殊な用途でご利用いただく製品となります。DBS1010出力と一般販売されているRS-232C/RS-422⇔USB変換ケーブルを接続することで、パソコン上でシリアル通信のアンシラリデータを確認・保存することも可能です(※2)(※3)。
※2 パソコン上でシリアル通信のアンシラリデータを確認・保存する場合は、本装置以外にRS-232C⇔USB変換ケーブルとシリアルデータを確認するためのソフトウェアが別途必要になります。ケーブル、及びソフトウェアは一般的に取り扱われているものでご利用いただくことができます。
※3 本装置にはRS-232C/RS-422⇔USB変換ケーブルは付属していません。もし必要になられる場合は、別途一般に販売されている製品をご利用ください。
3波チューナー内蔵 MPEG-2/H.264デコーダユニット
DBS6285B御納品から1年間は無償保証期間となります。保証期間内に発生した弊社瑕疵による故障はセンドバックにて対応いたします。
尚、お客様の瑕疵による故障につきましては保証期間内であっても有償対応となります。詳しくはこちらへ。