本システムでは、デジタルテレビ放送の受信状況を監視できる小型RF監視ユニット「DBS7100/7101」を使用します。
130×38×210のコンパクトモデルながら、UHF・VHF・CATV・BS/CSのレベル・C/N・BERのモニタリングができます。筐体が小型なので設置場所に困ることがございません。
信号状態はフロントパネルとWEBブラウザで確認することができます。専用のアプリケーションはなくWEBブラウザから操作できるため、ネットワークが繋がっていれば遠隔地の測定結果も現地に赴かず取得することができます。
また、便利なメール送信機能を搭載しており、異常発生時にあらかじめ設定したアドレスに自動的にお知らせメールを送信することができます。
小型RF監視ユニット「DBS7100、DBS7101」のアラーム端子と、RFキャプチャ装置「4420A」(製造販売元:営電株式会社様)を接続します。
放送電波に異常が発生した際、小型RF監視ユニットがRFキャプチャ装置へアラームを通知します。
この通知を受けRFキャプチャ装置はRF信号をSSDへ記録します。記録したRF信号は任意の時間や場所で繰り返し再生することができるため、異常検証の作業をスムーズに行うことができます。
RF信号の記録方法
① DBS7100、DBS7101のアラーム端子と4420AのTRIGGER入力端子をあらかじめ接続しておく
② DBS7100、DBS7101が電波の異常を感知すると、アラーム端子を通じて4420Aに通知される
③ 4420Aを用いて異常発生時のRF信号を記録・再生する
DBS7100は、測定帯域UHF・BS/CSのレベル、C/N、BERをモニタリングできます。DBS7101は、UHF・VHF・CATV・BS/CSのレベル、C/N、BERをモニタリングできます。また、本ユニットは異常発生時の自動メール送信機能に対応しています。用途に合わせてお選び下さい。
記録周波数450kHz~3.3GHzの範囲で帯域幅1Mhz、8MHz、24MHz、40MHz、54MHzのRF信号を、信頼性の高いソリッドステートドライブ(SSD)へ記録、再生することが出来ますが、上記の様な運用方法の場合はオプションの外付けHDD(4420U-H63)の使用が必要となります。こちらの製品は 営電株式会社様の製品となります。機器の詳細につきましては営電様HP内のカタログ又はお問い合わせをお願いいたします。